DXビジョンの目的

人とAIの可能性を最大化し、企業と社会の持続的な成長を実現する

「人が足りない国が、世界の答えになる。」

AceDo株式会社は、人手不足をはじめとする社会課題に対し、人とAIが協働することで、新たな価値を生み出せる社会の実現を目指しています。

生成AIをはじめとするデジタル技術の進化は、企業の業務プロセス、人材育成、経営判断、サービス提供のあり方を大きく変えています。

当社は、企業向けAI研修やAI活用支援を提供するだけでなく、自社の経営・事業運営においてもAIとデータを活用し、その成果を顧客企業へ還元することを目指します。

本DXビジョンは、当社の経営方針に基づき、デジタル技術を活用した事業変革の方向性、DX推進戦略、組織体制および成果指標を明確にするものです。

デジタル技術の変化と自社への影響

外部環境の認識

当社は、以下の4つの環境変化を重視しています。

生成AIの急速な進化

生成AIやAIエージェントの進化によって、文章作成、情報収集、データ分析、顧客対応など、幅広い業務で効率化と高度化の可能性が広がっています。

人手不足と生産性向上の必要性

労働人口の減少に伴い、企業には限られた人的資源で高い成果を生み出す経営体制が求められています。

AI人材育成ニーズの変化

AIの基礎知識を学ぶだけでなく、実際の業務に活用し、具体的な成果につなげられる人材の育成が重要になっています。

データに基づく事業運営への転換

顧客ニーズやサービス利用状況を分析し、継続的にサービスを改善することが、企業の競争力を左右する重要な要素となっています。

事業機会

  • 企業向けAI研修・活用支援の需要拡大
  • AI活用による研修運営の効率化と品質向上
  • 研修後の継続支援による顧客価値の向上
  • AI Villageを活用した学習・交流・実践機会の創出
  • 自社で得たAI活用ノウハウのサービスへの還元

事業上の課題・リスク

  • AI技術の進化に伴う研修内容の陳腐化
  • 属人的な業務運営による生産性の低下
  • 顧客情報や研修データの分散リスク
  • AI利用に伴う情報セキュリティ・個人情報保護上のリスク
  • 事業拡大に対応する人材・システム基盤の整備

当社は、これらの変化を踏まえ、デジタル技術による業務プロセスと事業モデルの変革を推進します。

DXによって実現するビジネスモデル

AI教育・活用支援と実践環境の2つの事業領域

当社は、以下の2領域を中心に、AIとデータを活用した事業モデルの高度化を目指します。

事業領域 ①

AI研修・企業向けAI活用支援

企業がAIを理解するだけでなく、実際の業務に活用し、組織全体の生産性向上につなげられる人材育成を支援します。

DXによる変革方針

  1. AIを活用した研修企画・教材作成の効率化
  2. 顧客の業種や課題に応じた研修内容の最適化
  3. 研修実施結果や顧客のフィードバックのデータ化
  4. 研修後の実践状況に応じた継続支援の高度化

これにより、研修の提供を中心としたモデルから、顧客企業のAI活用定着と成果創出を継続的に支援するモデルへの発展を目指します。

事業領域 ②

AI Village produced by SHIDAX

AI活用に取り組む企業やビジネスパーソンに対し、仕事・学習・交流が一体となった環境を提供します。

DXによる変革方針

  1. 施設の利用状況や顧客ニーズの可視化
  2. 予約・受付・施設管理業務の効率化
  3. 利用者のフィードバックを活用したサービス改善
  4. AI研修やイベントとの連携による顧客体験の向上

これにより、単なるワークスペースの提供にとどまらず、AIを学び、実践し、新たな価値を創出できる場への発展を目指します。

AI研修学習機会
AI Village実践・交流の機会

2つの事業領域の連携

AI研修による学習機会と、AI Villageによる実践・交流の機会を組み合わせることで、顧客に対する継続的な価値提供を目指します。

各事業で得られた課題や知見を、適切な情報管理のもとで研修内容や運営サービスの改善に還元し、事業全体の競争力向上につなげます。

DX推進体制とデジタル人材の育成・確保

DX推進体制

当社は、代表取締役のリーダーシップのもと、経営と現場が一体となったDX推進体制を整備する方針です。

経営責任者代表取締役 伊佐治 秀麿

DX戦略の方向性、経営資源の配分、重要施策の承認および進捗評価を担います。

DX推進担当

デジタル技術を活用した業務改善施策の計画、実行管理、成果の把握および課題の整理を担います。

各事業担当

AI研修、営業、施設運営などの各領域において、現場でのAI活用、業務プロセス改善、データ活用を推進します。

IT・情報セキュリティ担当

ITシステムの管理、アクセス権限の整備、情報セキュリティ対策などを担います。

デジタル人材の育成・確保

当社は、AI研修事業で培った知識を自社の人材育成にも生かし、継続的な能力向上を図ります。

  • 従業員・関係スタッフへのAI活用に関する学習機会の提供
  • 日常業務でのAI活用と改善事例の共有
  • AIリテラシーおよび情報セキュリティ知識の向上
  • 業務課題を発見し、AIを用いて改善できる人材の育成
  • 必要に応じた外部専門家との連携

これらを通じて、デジタル技術を継続的に活用できる組織づくりを推進します。

ITシステム環境整備の方策

当社は、DX戦略の実現に向けて、クラウドサービス、生成AI、業務管理システム、データ分析環境などを適切に組み合わせたITシステム環境の整備を進めます。

主な整備領域

01

AI活用基盤

生成AIを活用した資料作成、情報整理、業務改善

02

研修運営基盤

教材、研修実施情報、受講者フィードバックなどの管理・活用

03

顧客管理基盤

問い合わせ、商談、契約、研修履歴などの適切な一元管理

04

施設運営基盤

AI Villageの予約・受付・利用情報を活用した運営効率化

05

データ分析基盤

業務実績・顧客ニーズ・施策成果を可視化する環境の整備

06

セキュリティ基盤

情報管理ルール、アクセス権限、データ保護体制の継続的な整備

システム整備の進め方

  1. 第1段階

    現状把握と業務の標準化

    各事業で利用するシステムと業務データを整理し、重複作業や情報管理上の課題を明確化します。

  2. 第2段階

    デジタル技術の導入・連携

    優先度の高い業務からAI活用・データ管理の改善を進め、必要に応じてシステム間の連携を図ります。

  3. 第3段階

    データに基づく継続的な事業改善

    業務・顧客・研修などの情報を分析し、サービス品質や経営判断の改善につなげます。

各段階の実施にあたっては、投資対効果、情報セキュリティ、運用負担などを考慮し、段階的かつ計画的に整備します。

DX戦略の成果指標

当社は、DX戦略の実効性を評価するため、企業価値、施策成果、推進状況の3つの観点から、以下をDX戦略の達成状況を評価する成果指標として設定します。

① 企業価値の向上

  • AI研修事業の売上・収益性
  • 顧客継続率
  • 顧客満足度
  • AI Villageの施設利用状況

② DX施策の成果

  • 研修準備・教材制作に必要な作業時間
  • 営業・顧客管理業務の作業時間
  • 研修後のAI活用状況
  • 業務自動化・効率化による削減工数

③ DX推進計画の進捗

  • 社内AI活用率
  • デジタル人材育成の実施状況
  • 業務改善施策の実施件数
  • ITシステム環境整備の進捗状況

これらの指標について、各事業の実態と経営計画に応じて目標を設定し、定期的に進捗を把握・評価することで、継続的な改善につなげます。

経営者のコミットメント

AIによる変革を、自ら実践する企業へ

生成AIをはじめとするデジタル技術は、単なる業務効率化の手段ではなく、企業の価値創出のあり方そのものを変える可能性を持っています。

AceDoは、AIの知識や技術を提供する企業であると同時に、自らAIを活用し、その可能性を実践する企業でありたいと考えています。

私たちは、AIによって人の仕事を単に置き換えるのではなく、人がより創造的で付加価値の高い活動に集中できる環境をつくることを目指します。

そのために、経営と現場が一体となってDXを推進し、業務プロセス、サービス提供、組織運営を継続的に改善してまいります。

そして、自社で得られた知見や成果を顧客企業へ還元することで、企業の生産性向上と持続的な成長に貢献してまいります。

AceDo株式会社代表取締役 伊佐治 秀麿

制定日:2026.10.29 AceDo株式会社